Clever · Basic
クレバードリッパーの基本
お湯を注ぐテクニックがいらないのに、ペーパードリップのようなクリアな味。粉とお湯を入れて待ち、カップにのせるだけ。クレバードリッパーは、フレンチプレスの手軽さとドリップのすっきり感をあわせ持った淹れ方です。
2026年7月7日 公開
クレバードリッパーは、底に「弁」のついた変わったドリッパーです。台に置いている間はお湯が落ちず、粉をお湯にじっくり浸せます。そしてカップやサーバーの上にのせると弁が開き、抽出したコーヒーがペーパーを通してすっと落ちます。「浸してから、こす」ので、注ぎ方のテクニックがいらないのに、ペーパードリップのようにクリアな味になるのが魅力です。
What you need用意するもの
必要なのはクレバードリッパー本体と、専用サイズのペーパーフィルター、中挽きの粉、お湯だけです。多くの製品は台形(またはウェーブ形)のペーパーを使うので、本体に合うサイズを用意します。注ぎのコントロールがいらないぶん、ドリップケトルは必須ではありません。味を安定させたいなら、スケールがあると安心です。
🧰これからそろえる方へ最初にそろえる一式を、3,000円・5,000円・1万円の予算の目安つきでまとめました。Recipe分量の目安
迷ったら「豆15g・お湯250ml」から。クレバーはお湯に浸す時間で濃さが決まるので、分量と時間さえ合わせれば毎回ほぼ同じ味になります。濃いのが好みなら豆を2〜3g増やすか、浸す時間を少し延ばしてみてください。
| 分量・条件 | 目安 |
|---|---|
| 1杯(約250ml) | 豆 15g / お湯 約250ml |
| 2杯(約500ml) | 豆 30g / お湯 約500ml |
| お湯の温度 | 90℃前後(沸騰後すこし冷ます) |
| 挽き目 | 中挽き(ざらめ糖くらい) |
| 浸す時間 | 3〜4分 |
4 Steps淹れ方 4ステップ
- 1
フィルターをセットして、すすぐ
ペーパーフィルターを本体に折ってセットし、先にお湯を回しかけて紙のにおいを流します。落ちたお湯はいったん捨てます。このとき、台に置いていれば弁が閉じているので、すすぎのお湯もためておけます。
- 2
粉を入れて、お湯を注ぐ
中挽きの粉15gを入れ、平らにならします。90℃前後のお湯を250mlまで注ぎます。注ぎ方は気にしなくてOK。粉全体がしっかりお湯に浸るように、勢いよく注いで大丈夫です。最後に軽くひとまぜして、粉となじませます。
- 3
ふたをして3〜4分待つ
ふたをして、3〜4分そのまま待ちます。この間に、粉からじっくり成分が出てきます。時間で濃さが決まるので、キッチンで別のことをしていてもOK。ここが「失敗しにくい」いちばんの理由です。
- 4
カップにのせて、落としきる
温めたカップやサーバーの上に本体をのせると、弁が開いてコーヒーが落ちはじめます。全部落ちきったら、本体を外します。あとはペーパーごと粉を捨てて、さっと洗うだけ。片づけもとても簡単です。
Ways to Enjoyクレバードリッパー本体のたのしみ方
クレバードリッパー本体は、いろいろな形でおうちコーヒーに取り入れられます。お好みのスタイルを見つけてみてください。
クレバードリッパー本体
お湯を注いで待つだけ、カップに乗せると弁が開いて落ちる浸漬式ドリッパー。この記事の淹れ方の主役です。
※ 広告(アフィリエイトプログラムによる商品紹介)を含みます
FAQよくある質問
Q. 落ちるのがとても遅い/詰まってしまいます。
挽き目が細かすぎることが主な原因です。中挽きより少し粗くすると、すっと落ちるようになります。ペーパーが本体のサイズに合っていないと目詰まりすることもあるので、専用サイズのフィルターを使ってください。
Q. フレンチプレスとどう違いますか?
どちらも「お湯に浸して抽出する」点は同じですが、クレバーは最後にペーパーでこすので、粉っぽさがなくクリアな味になります。フレンチプレスは金属フィルターなので油分やコクが強めに出ます。すっきり派はクレバー、コク重視はフレンチプレス、と選ぶとよいでしょう。
Q. どんな豆が向いていますか?
浸して抽出するので、浅煎りのフルーティな豆の香りや甘みをしっかり引き出せます。もちろん中煎り・深煎りでもおいしく淹れられます。まずは手持ちの豆で、浸す時間を3分・4分と変えて、好みの濃さを探してみてください。
※ 味や香りの感じ方には個人差があります。本記事の分量・温度・時間はあくまで目安です。 自分の「おいしい」を見つける手がかりとしてお使いください。
