Café au Lait at Home
美味しいカフェオレの作り方
ブラックは苦手だけど、まろやかなカフェオレなら飲める——。おうちのコーヒー豆で作る、やさしくて美味しいカフェオレの黄金比とコツを紹介します。
2026年6月29日 公開
「ブラックコーヒーは苦くて飲めないけれど、カフェオレなら好き」という方は多いですよね。家族に出すなら、なおさらやさしい味にしたいもの。実は、カフェオレはおうちのコーヒー豆とミルクさえあれば、とても簡単に作れます。ポイントは、コーヒーとミルクの“黄金比”と、ミルクの温め方、そして豆選び。この記事では、専門的な道具がなくても作れる美味しいカフェオレのレシピを、ブラックが苦手な人にも飲みやすい工夫とあわせて紹介します。
What Is Café au Laitカフェオレってどんな飲み物?
カフェオレ(café au lait)はフランス生まれの飲み物で、ドリップで淹れたコーヒーに、同じくらいの量の温めたミルクを合わせたもの。「カフェ=コーヒー」「オ・レ=ミルクと」という意味で、名前そのものが作り方を表しています。よく似た飲み物と並べると、ちがいがわかりやすくなります。
カフェオレ・カフェラテ・コーヒー牛乳のちがい
| 名前 | ベースのコーヒー | ミルクの量 | 味わいの傾向 |
|---|---|---|---|
| カフェオレ | ドリップコーヒー | コーヒーと同量ほど | まろやかでバランス型 |
| カフェラテ | エスプレッソ(濃い) | たっぷり | ミルク感が濃く、こっくり |
| コーヒー牛乳 | コーヒー(薄め) | とても多い | 甘く、いちばん飲みやすい |
Three Keys美味しくする3つのポイント
おうちカフェオレを格上げするコツは、たった3つ。これを押さえるだけで、ぐっと喫茶店の味に近づきます。
☕コーヒーは“やや濃いめ”に
- ミルクを加えるぶん、いつもより少し濃く淹れるのがコツ
- 豆は深煎りが好相性。コクと苦みがミルクに負けない
- 粉を1割ほど増やす/お湯を少し減らすイメージ
🥛ミルクは“温めて”加える
- 冷たいミルクだと一気にぬるくなる。人肌〜60℃ほどに温める
- 電子レンジで30〜40秒が手軽(吹きこぼれ注意)
- 温めると甘みとコクが引き立ち、まろやかに
Basic Recipe基本のレシピ(2人分)
それでは実際に作ってみましょう。ドリップコーヒーが淹れられれば、あとはミルクを合わせるだけ。所要時間は5分ほどです。
- 1
やや濃いめにコーヒーを淹れる
カップ2杯分(約240ml)のコーヒーを、いつもより少し濃いめに淹れます。粉の量を1割ほど増やすか、お湯を少し減らすイメージ。深煎りの豆だとより本格的な味に。
- 2
ミルクを温める
牛乳240mlを小鍋か電子レンジで人肌〜60℃ほどに温めます。レンジなら600Wで1分半ほど。沸騰させると膜が張り、風味も落ちるので“湯気が立つ手前”で止めるのがコツ。
- 3
同時に注いで合わせる
温めたカップに、コーヒーとミルクを同じくらいの量ずつ、できれば両手で同時に注ぎます。これで自然に混ざり、まろやかな口当たりに。
- 4
味を見て調整
ひと口飲んで、濃ければミルクを、薄ければコーヒーを少し足します。甘さが欲しければ砂糖をひとつまみ。自分好みのバランスを見つけましょう。
For Non-Black Drinkersブラックが苦手な人へのアレンジ
「コーヒーの苦みがどうしても苦手」という方には、もうひと工夫。家族に出すときにも喜ばれる、やさしい味の作り方です。
- ミルクを1.5倍に——コーヒー1:ミルク1.5にすると、苦みがやわらいでまろやかに
- 深煎りより“中深煎り”を選ぶ——苦みが強すぎず、ミルクとのバランスが取りやすい
- 少しだけ甘みを足す——砂糖やはちみつをひとさじ。甘さが苦みをやわらげ、ぐっと飲みやすく
- 温度はぬるめでもOK——熱々より少しぬるいほうが、苦みを感じにくい人もいます
甘さを足すなら、砂糖の種類で表情が変わります。すっきり溶けるグラニュー糖、コクの出る茶色い砂糖など、好みで選んでみてください。くわしくはコーヒーに合う砂糖の記事で紹介しています。どのミルクを使うか迷ったら、コーヒーに合うミルクの記事も参考になります。
Iced Versionアイスカフェオレも簡単
暑い季節は冷たいカフェオレもおすすめ。作り方はシンプルです。濃いめに淹れたコーヒーを氷で冷やし、冷たいミルクを注ぐだけ。氷で薄まるぶん、ホットよりさらに濃いめに淹れておくのがポイントです。アイスコーヒーの淹れ方そのものはおうちでアイスコーヒーを作る記事でくわしく解説しています。
🧊おうちでアイスコーヒーを作る方法豆から作るアイスコーヒーの淹れ方を、急冷式・水出しの両方で紹介しています。Summaryまとめ
おうちカフェオレのポイントをまとめます。
- カフェオレ=ドリップコーヒー+同量の温めたミルク。マシン不要
- コーヒーはやや濃いめ・深煎りが好相性
- ミルクは温めて加えると、甘みとコクが引き立つ
- 基本は1:1、苦手な人は1:1.5でまろやかに
- 砂糖やミルクの種類で、自分や家族好みに自由にアレンジできる
難しい道具はいりません。いつものコーヒーを少し濃いめに淹れて、温めたミルクを合わせるだけ。それだけで、ブラックが苦手な家族も笑顔になる一杯ができます。ぜひ今日のおやつタイムに、おうちカフェオレを試してみてください。
🔎カフェオレ向きの深煎り豆をさがすミルクに負けないコクのある深煎り豆を、産地や味の傾向から探せます。Ways to Enjoyカフェオレづくりの道具のたのしみ方
カフェオレづくりの道具は、いろいろな形でおうちコーヒーに取り入れられます。お好みのスタイルを見つけてみてください。
ミルクを温める小さなミルクパン
牛乳を温めるのにちょうどいい富士ホーローの14cmミルクパン。注ぎ口つきでカップに移しやすく、IHにも対応。記事で紹介した「ミルクを温めて加える」がぐっと手軽になります。
泡立てミルクでカフェラテ風に
HARIO公式ショップの電動クリーマー。温めたミルクを泡立てれば、ふわふわ泡のカフェラテ風アレンジもおうちで楽しめます。
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FAQよくある質問
Q. カフェオレとカフェラテは何が違いますか?
ベースのコーヒーが違います。カフェオレはドリップコーヒーに同量ほどのミルクを合わせたもの、カフェラテはエスプレッソ(専用マシンで抽出する濃いコーヒー)にミルクをたっぷり加えたものです。カフェオレはマシンがなくても作れます。
Q. カフェオレに向いているコーヒー豆は?
ミルクに負けないコクと苦みのある深煎り〜中深煎りの豆がおすすめです。浅煎りだとミルクに風味が埋もれやすいため、しっかりめの焙煎を選ぶとバランスよく仕上がります。
Q. ミルクは温めたほうがいいですか?
温めるのがおすすめです。冷たいミルクだとコーヒーが一気にぬるくなり、甘みも出にくくなります。人肌〜60℃ほどに温めると、ミルクの甘みとコクが引き立ち、まろやかに仕上がります。沸騰はさせないようにしましょう。
Q. ブラックが苦手でも飲みやすくするには?
ミルクをコーヒーの1.5倍ほどに増やし、中深煎りの豆を選ぶと苦みがやわらぎます。砂糖やはちみつを少し加えるのも効果的です。温度をやや低めにすると苦みを感じにくくなる人もいます。
Q. 牛乳がなくても作れますか?
豆乳やオーツミルクでも作れます。豆乳は大豆の風味が出るので、無調整より調製豆乳のほうがクセが少なく合わせやすいです。お好みのミルクで試してみてください。
※ 味や香りの感じ方には個人差があります。本記事の分量・温度・時間はあくまで目安です。 自分の「おいしい」を見つける手がかりとしてお使いください。
