French Press · Basic
フレンチプレスの基本
粉とお湯を入れて、4分待つだけ。技術がいらないぶん、豆そのものの味がまっすぐ出るのがフレンチプレスです。基本の手順をやさしく解説します。
2026年7月7日 公開
フレンチプレスは、粗く挽いた粉をお湯に浸して、金属フィルターで押し下げるだけの道具です。注ぎ方のコツもいらず、同じ手順ならほぼ同じ味に落ち着くので、いちばん失敗しにくい淹れ方といえます。豆の油分もそのまま抽出されるので、コクのある一杯になります。
What you need用意するもの
必要なのはフレンチプレス本体と、粗挽きの粉、お湯だけ。フレンチプレスは「金属フィルターのついた筒+押し下げる棒(プランジャー)」がひとつになった器具で、これ一台でドリッパーもサーバーも兼ねます。味を安定させたいなら、豆とお湯を計るスケールと、粗さをそろえて挽けるミルがあると心強いです。
- ☕ フレンチプレス本体(金属フィルター付き)
- ⚖️ スケール(味の土台)
- ⚙️ ミル(粗挽きにできると理想)
- 🫖 お湯(やかん・ケトルどちらでも)
Recipe分量の目安
迷ったら「豆15g・お湯250ml」から。フレンチプレスはお湯に浸す時間で濃さが決まるので、分量さえ合わせれば毎回ほぼ同じ味になります。濃いのが好みなら豆を2〜3g増やしてみてください。
| 分量・条件 | 目安 |
|---|---|
| 1杯(約250ml) | 豆 15g / お湯 約250ml |
| 2杯(約500ml) | 豆 30g / お湯 約500ml |
| お湯の温度 | 90〜95℃(沸騰後すこし冷ます) |
| 挽き目 | 粗挽き(ザラメ糖より粗め) |
| 浸す時間 | 4分 |
4 Steps淹れ方 4ステップ
- 1
豆を粗挽きにする
粗挽きにした粉をフレンチプレスに入れます。粗さはザラメ糖より少し粗いくらいが目安。細かすぎると、飲んだときに粉っぽさが出やすくなります。挽いた粉を買った場合は、粗挽きのものを選びましょう。
- 2
お湯を注いで、軽くかき混ぜる
90〜95℃のお湯を分量まで一気に注ぎます。粉が浮いてダマにならないよう、スプーンでひとまぜして全体をなじませます。ここでふたをのせますが、プランジャーはまだ押し下げません。
- 3
そのまま4分待つ
タイマーで4分待ちます。この間に、粉からじっくり成分が出てきます。時間で濃さが決まるので、キッチンで別のことをしていてもOK。ここが「失敗しにくい」いちばんの理由です。
- 4
プランジャーを押し下げて、すぐ注ぐ
プランジャーをゆっくりまっすぐ押し下げ、粉を底に沈めます。押しきったら、すぐにカップへ注ぎきりましょう。ポットに入れたままにすると、そこからも抽出が進んで苦く・雑味が出やすくなります。
Ways to Enjoyフレンチプレスを持っていないならのたのしみ方
フレンチプレスを持っていないならは、いろいろな形でおうちコーヒーに取り入れられます。お好みのスタイルを見つけてみてください。
フレンチプレス本体
コーヒーの油分もそのまま抽出できるステンレス製。金属フィルターで紙いらず、この記事の淹れ方をそのまま試せます。
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FAQよくある質問
Q. 飲んだときに粉っぽさ・ザラつきが気になります。
挽き目が細かいことが主な原因です。粗挽きにすると金属フィルターを粉が通りにくくなり、口当たりがすっきりします。それでも気になるときは、注ぐときに最後のひと口ぶんを残すと、底に沈んだ粉が入りにくくなります。
Q. 薄い・味がぼんやりします。
豆の量が足りないか、お湯がぬるいことが多いです。豆を2〜3g増やすか、お湯を沸騰直後(少し冷ます程度)で使ってみてください。浸す時間を4分きっちり計るのも効果的です。
Q. ペーパードリップとどう違いますか?
フレンチプレスは金属フィルターなので、豆の油分やうまみ成分がそのままカップに出ます。そのぶんコクが強く、豆本来の個性がわかりやすい味になります。ペーパーは油分を吸うので、よりクリアですっきりした味わいです。
※ 味や香りの感じ方には個人差があります。本記事の分量・温度・時間はあくまで目安です。 自分の「おいしい」を見つける手がかりとしてお使いください。
