Find Your Taste
コーヒーの味を整える

気になる味から、次の一杯で試すことを見つけよう。
公開 / 更新
YUME今日のコーヒー、ちょっと酸っぱいかも。次はどこを変えてみようかな?
同じように淹れたつもりでも、酸味や苦味が気になったり、物足りなく感じたりする日があります。豆の個性と抽出の条件は、どちらも味に関わります。
まずは気になる味を選び、次の一杯で条件を一つだけ変えてみましょう。ここではホットのペーパードリップを中心に、試す順番を案内します。
CHOOSE YOUR NEXT STEP味から、次の一歩を選ぶ
酸味・苦味・濃さは別の感覚です。「酸っぱくて薄い」のように重なることもあります。いちばん気になるものから選び、ほかの条件はなるべくそろえます。
- 酸っぱさが気になる → 同じ豆で挽き目を少し細かくして比べる。
- 苦味や渋みが気になる → 同じ豆で挽き目を少し粗くして比べる。
- 薄い・濃すぎる → 粉と注ぐお湯の量を量り、比率を確かめる。
- 前より香りが弱い → 開封後の保存状態や豆・粉の状態を確認する。

これは試す順番の目安です。豆の焙煎や器具、温度、注ぎ方でも印象は変わるため、必ずその方向に変わるとは限りません。すでに挽いた粉なら、量や湯温から試せます。
SOUR酸っぱさが気になるとき
果物を思わせる明るい酸味は、豆や焙煎の個性でもあります。好みに合う酸味なら、失敗と考える必要はありません。浅煎りの豆は酸味を感じやすい傾向があります。
同じ豆で急に尖った酸っぱさと薄さが出たなら、お湯が粉を速く通り、成分が十分に出ていない可能性もあります。まずは豆を少し細かく挽き、粉量・総湯量・湯温・注ぎ方をそろえて比べてみましょう。細かくすると湯の通りも変わるので、かかった時間も記録します。
粉を買っている場合は、次に店で器具を伝えて少し細かめを相談するか、同じ粉のまま湯温を少し上げて比較できます。熱湯の扱いに注意し、器具の指定範囲を守ってください。→ 挽き目の調整
YUME同じ豆でも挽き方で変わるんだね。私も比べてみたい!
HINATAいいね。まずは挽き目だけ変えてみようよ。
BITTER苦味や渋みが気になるとき
深煎りの香ばしさや苦味も、好みによっては魅力です。ただ、いつもより苦く、後味に渋さが残る場合は、細かすぎる粉や長い抽出が関係することがあります。
同じ豆で挽き目を少し粗くし、ほかの条件をそろえて一杯。湯が落ち切るまでの時間と後味を比べます。粉を買っている場合は湯温を少し下げる方法もあります。豆の個性そのものが好みに合わないときは、次に焙煎の異なる豆を選ぶのも一つの方法です。
STRENGTH薄い・濃すぎるとき
薄いと感じたら、まず粉量と注いだお湯の量を確認します。ホットのペーパードリップなら、粉15g・総注湯240gを出発点にできます。蒸らしの湯も240gに含め、できあがりの量とは分けて考えます。器具や豆の指定レシピがある場合はそちらも参考にしてください。
比率を変えるなら、たとえば粉15gはそのままで総注湯を240gから230gに減らして比較します。濃すぎれば逆に総注湯を少し増やす方法があります。注ぎ方や抽出時間も変わり得るため、結果を記録して自分の好みを探しましょう。→ 粉とお湯の量
すでに淹れた一杯が濃すぎるときは、カップに少量のお湯を足して味を見ることもできます。薄い一杯に後から粉を足すのではなく、次の抽出で調整します。
FRESHNESS以前と味や香りが違うとき
いつもの豆でも、開封後に空気や湿気、熱、光に触れると香りや味の印象が変わります。袋の表示を確認し、口をしっかり閉じて、熱や光を避けて保存しましょう。粉は使う器具に合う量を購入し、無理なく使い切れる量から選ぶと管理しやすくなります。
容器は保存条件を整えるための道具です。失われた鮮度を戻すものではありません。強い異臭やカビなど異常がある場合は飲まずに処分してください。→ 保存の基本

COMPARE次の一杯を比べてみよう
同じ豆・同じ器具で、粉量、総注湯、挽き目、湯温、時間と感想を短くメモします。次は気になる条件を一つだけ変え、少し冷めたときの印象も比べてみましょう。温度によって感じ方が変わることがあります。
一度で好みにたどり着かなくても大丈夫。変化を確かめながら、好きな味の方向を見つけていきましょう。→ ハンドドリップの基本
Ways to Enjoy比べる時間も、一杯の楽しみに
いつもの豆で条件を一つだけ変え、香りや後味を比べてみましょう。量や時間を記録できるスケール、湯温を確かめる温度計、挽き目を変えられるミルは、違いを見つける助けになります。
※広告を含みます
HARIO V60 ドリップスケール
タニタ 温度計 TT-583
HARIO セラミックスリム
HARIO 珈琲キャニスターM
好きな味の手がかりを残そう 豆や粉はしっかり閉じ、熱や光を避けて保存を。比べた結果をひとこと残せば、次の一杯を選ぶ楽しみも増えます。

FAQよくある質問
Q. 酸っぱいコーヒーは失敗ですか?
必ずしも失敗ではありません。豆や焙煎による心地よい酸味もあります。好みに合わない場合は挽き目や豆を変えて比べてみましょう。
Q. 苦いときは粉を減らせばいいですか?
粉を減らすと濃さも変わります。まず挽き目を少し粗くするなど、一つの条件を変えて比べると違いを確かめやすくなります。
Q. ミルがなくても調整できますか?
できます。粉とお湯の量を量る、湯温を少し変える、次回お店で挽き目を相談する方法があります。
Q. 酸っぱくて薄いときは?
粉と注湯の量を確認し、同じ豆で挽き目を少し細かくして比べてみましょう。原因は一つとは限らないため、条件を一つずつ変えます。
Q. 保存容器に移すと鮮度は戻りますか?
戻りません。袋の口を閉じ、熱や光、湿気を避けるなど、今後の保存条件を整えるために使います。



